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:2024/12/30 :2024/12/30

水の上から自然を眺めたらどんな感じだろう?

そんな単純な思いつきからカヌーイベントを開催することになりました。

本当は川や湖などでイベントを開催したかったのですが、乗ったことがない未知のものへの憧れと同時に、水辺でのリスクを考えて、参加していただいた方にこれから自然の中でカヌーを楽しんでいただけるよう、今回は安全な場所で、初心者向けの体験にしました。

開催場所は「豊後高田市真玉B&G海洋センター」。

屋内プールで安全講習と試乗を行い、外のカヌー場(流れがなく、深さもそれほどでもない)でカヌーを楽しむというプログラム。
協力はNPO法人TMKチャレンジクラブ、カヌーの強豪校大分県立高田高等学校カヌー部とそのOB・OGの方々、そして豊後高田市役所の方々。大変心強いサポート、ありがとうございます。

9月29日(日)
肌寒い感じだったら嫌だなと思っていましたが、少し汗ばむくらいの季節外れの気温にひと安心。

受付、開会のあいさつを行い、

イベントスタート。

まずは屋内プールで安全講習。

ケガ無く、安全であってこそ楽しいイベントになるので、ここは慎重に、綿密に。

ライフジャケットの装着方法レクチャー

落ちた時の対処法指導

パドリング講習(オールの漕ぎ方)

を行ってもらい、

みなさんお待ちかねの試乗。

下見をした時に、体験するとカヌーはグラグラ…、少し難易度が高いのかなと不安を感じていましたが、

なんのなんの…

特にお子さま参加者が上手い!

重心が低いから? 
体重が軽いから? 
漕ぐ力が強すぎないから?

物理の勉強をちゃんとしておけば良かったなという後悔と、今さらどうにもならないなという諦めで…、とにかく良かったです。

カヌー場に行く前に、艇庫で高田高校の生徒さんたちと交流。

カヌーの種類や材質の説明。

これにはパパさんたちが興味津々。

少しだけ奥深さにも触れました。

準備が整い、ドキドキのカヌー場へ。

NPO法人TMKチャレンジクラブさん、高田高校カヌー部さん、高田高校カヌー部OB・OGさんのサポートと水上監視のもと、次々にカヌー場に繰り出して行く。

運営の心配をよそに、子どもたちはスイスイ…。

すごい。

慣れてきた大人たちも楽しそうにパドルを操る。

我々の下見時の転覆は無駄ではなかった(笑)。

途中、4人乗りの前後をカヌー部の学生さんに漕いでもらい、スピード感を味わうイベントや、2人乗りの面白さを楽しむイベントも行い、盛り上がりました。

そして、
本日のメインイベント。

カヌーレース。

遠くに浮かべたブイを目指して漕ぎ、そこをターンして戻ってくるまでの速さを競います。

最初に子どもの部。

よーい、ドン!

やはりみんな上手い。

参加したみなさんに参加賞のお菓子をプレゼント。

ここからは、パパママの威厳をかけた戦い。
優勝賞品として豊後高田市の特産品が贈られる成人女性の部、成人男性の部。

まずは成人女性の部。

楽しそうだけど、ちょっときつそう。

まさかの優勝者は、お子さまの部のレースに間に合わず、成人女性の部に参加したお子さま。

子どもの方が上手い疑惑が少し証明されてしまった。
 

最後に成人男性の部。

パパたちに走る緊張感。

転覆のリスクも恐れずに力強くパドルを漕ぎだす大人たち。

残念ながら転覆するカヌーも出て来てしまったが、みんな楽しそう。

でも、パパ、これは…(笑)

カヌーの楽しさと心地よい疲れを味わいながら、閉会式と表彰式。

笑顔いっぱいの素晴らしいイベントになりました。
今回のイベントで、少しだけみなさんの外遊びの幅を広げられたかなと思います。

関わり、触れて、飛び込んで。
自然の中での外遊びは、もちろん自然があってこそのもの。
これを機に自然保護の意識を高めてもらえればと思います。

また近いうちに自然の中で自然保護を考えるイベントを検討中です。

参加していただいた皆さま、
NPO法人TMKチャレンジクラブさん、高田高校カヌー部さん、高田高校カヌー部OB・OGの方々、豊後高田市役所の皆さん、ご協力ありがとうございました。

最後におまけのイベント写真です。