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:2025/03/17 :2025/03/16

「グリーンアップおおいた」は、恵み豊かで美しく快適な環境を「守る」のみならず「活かして選ばれる」視点を加え、経済の発展も促す取組を進めて 「環境先進県おおいた」を目指す県民運動です。

大分県は、平成15(2003)年度から美しい自然と快適な環境を守り将来に継承するため、地域における身近なごみ拾い活動から3Rの推進、地球温暖化対策まで、広範囲にわたる環境問題に県民総参加で取り組む「ごみゼロおおいた作戦」をスタートし、環境に配慮した美しく快適な大分県づくりを進めてきました。


そして、平成28(2016)年度からは、これをまちづくり(地域の活性化)、ひとづくり(人材の育成)、なかまづくり(持続可能な活動基盤づくり)の3つのアクションとこれらの好循環によって地域活性化につなげる「おおいたうつくし作戦」にステップアップさせて様々な取組を展開してきました。

20余年の取組は、着実に成果を挙げてきたのですが、地球温暖化やプラスチックごみなどによる環境問題は地球規模で解決を目指す必要があります。

一方で、環境に対する関心や意識の高まりは、環境政策に取り組む企業の経済的評価につながり、GX(グリーントランスフォーメーション)を加速させるなど、良い兆しも生まれてきています。

※GX(グリーントランスフォーメーション)
 温室効果ガスの排出量の削減と経済成長を両立させるための社会変革の取組

県民運動「グリーンアップおおいた」として推進する第4次大分県環境基本計画の計画期間は2033年度までの10年間で、「地球温暖化の緩和と気候変動への適応」や「環境への負荷を抑えた循環型社会の構築」など5つの基本目標を掲げています。

こうした変化を踏まえ、世代を超えて県民、企業、地域社会が広く課題を共有し、それぞれが行動変容を起こすことで大きな社会・経済変革のステップにつなげていくため、県では、令和6(2024)年9月に「第4次大分県環境基本計画」を策定し、これまでの環境政策を継承しつつ、企業の環境対策、環境保全活動などに新たな社会的価値を付け、経済の発展も促していく取組を進めて「恵み豊かで美しく快適な環境先進県おおいた」の実現を目指すこととしました。

このような「グリーンアップおおいた」の取組を広く県民の皆さんに知っていただくために令和6(2024)年12月7日に大分市トヨタカローラ大分祝祭の広場で開催したのが「グリーンアップおおいたデイ」です。

当日は、グリーンアップおおいたPRブースの出展や、ステージイベントを多数開催し、多くの人で賑わいました。

県民一人ひとりの環境に配慮した行動が、自然保護にも繋がります。
食品トレイ・ペットボトルの分別、LEDへの買い替えや、身近な地域でのごみ拾いなど、できることから意識して行っていきましょう。

守るということは、壊さないこと。
地道な努力が大分県の豊かな自然を守り続けることにつながると信じて。

 

第4次大分県環境基本計画について
https://www.pref.oita.jp/soshiki/13090/dai4jikankyoukihonkeikaku.html
グリーンアップおおいた推進会議について
https://www.pref.oita.jp/site/guoita/suishinkaigi.html
グリーンアップおおいた実践隊について
https://www.pref.oita.jp/soshiki/13090/greenup-oita-zissenntai-bosyuu.html