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:2025/03/27 :2025/03/27

堤防で釣り糸を垂れる、砂浜で竿を思いっきり振る、ヒュッと釣竿を軽く振って浮きを眺める。ひと言で釣りと言ってもその種類は多く、釣りたい魚や場所によって異なっている。以下、代表的な釣り方をちょっとだけ紹介。

■チョイ投げ釣り
ルアーや軽いオモリを使って楽しむ投げ釣り。手軽にできるので、海釣りを始めたばかりの人にもおすすめ。

■サビキ釣り
まき餌で魚を集めて、そこに複数のサビキバリ(擬似バリ)がついた仕掛けを落とし、小さな魚を釣る方法。比較的簡単なので、子どもや初心者も楽しめる。

■ウキ釣り
ウキが動いたら魚がついばんだことがわかる、初心者にもわかりやすい釣りの手法。ウキが沈む楽しさを持ちながら、色々な魚を狙える。

■のべ竿
魚が潜んでいそうなポイントに仕掛けを投入する川釣りで使われる釣り方。

■フカセ釣り
仕掛けにウキを使わず、エサやハリ、糸の重さだけで仕掛けを海中に漂わせて(フカセて)魚を誘う釣り方。

■カゴの遠投釣り
マキエを入れたカゴを遠くに投げて大物の魚を狙う釣り方。ベテランの人には竿のしなりを利用して100m先まで仕掛けを投げる人もいるのだとか。

■ぶっこみ釣り
オモリと針だけの仕掛けに餌を付け、それを投げて待つだけの簡単な釣り。ただし、海底にいる大きな魚を狙うため、根がかり(岩など魚以外のものに引っ掛かる)してしまうこともあるので、根がかりしにくい道具を使うなどの対策が必要。

■エギング
イカ専用の疑似餌「エギ(餌木)」を使ってイカを釣るルアーフィッシング。マキエなどを使わないため、堤防などの釣り場を汚さずに手軽に釣りが楽しめる。

釣りたい魚や方法によって道具も変わるのが釣りの奥深いところ。
陸からの釣りだけでなく、船からの釣り、渡し船で渡った磯での釣りになると、またその手法が変わる。

釣り具や仕掛け、釣り場、ルール、マナーまで、独学で勉強するのもいいけれど、大切なことは会話の中で見つかることも多い。お気に入りの釣具店や経験者に話しかけ、先に釣りをしている人に挨拶をして、たくさんのことを教えてもらって楽しい釣りを楽しもう。

― 取材協力 ―
釣り具のイヴ
https://www.instagram.com/ivu1091/