塚原のモルック大会に行ってみた!
モルックって知ってます?
モルックはフィンランド発祥のアウトドアスポーツ。
ゲーム内容を簡単に説明すると
- 2チーム以上で行う
- 長さ20センチほどの木の棒(名称:モルック)を、3~4メートル離れたところに立てた数字が書かれた木の棒(名称:スキットル)に当てて倒す
- 本数またはスキットルに書かれている数字を足していって50点ピッタリになった方が勝ち(倒した本数が1本なら書かれてある数字が、2本以上倒すと倒した本数が点数になる。ちなみに50点を超えると強制的に25点に戻される)
というもの。
それほど力を使わずにできるので、老若男女問わず手軽に楽しめる。
ゲーム性はビリヤード、ダーツ、ボウリングに似た印象。対戦競技なので技術はもちろん、戦術面も重要になる。
今回の会場は由布市塚原にあるみるく村Lait Village(レ・ビラージュ)。
まさに絶景。
主催は湯布院塚原高原観光協会。大会名は「2023塚原高原モルックジャンボリー」。
真ん中にいるのは会長さん。
イベントなので当然緊張感はあるが、スタッフの人たちもみんな楽しそうに準備をしている。素晴らしいイベントなる予感しかしない。
受付30分前に到着したが、もう練習をしている人たちがチラホラ。
おそろいのユニフォームで。みんなスタイルが良く、なんだかかっこいい。
いわゆる“ガチ”な人かもと思いつつ恐るおそる声を掛けてみると…。
んー、思っていたのと違う(笑)
フレンドリーでとてもいい人たち。
普段は土のコートでプレーしているので、芝での試合経験があまりなく、モルックの跳ね方やスキットルの跳ね方が違うのだとか。
受付が始まり、だんだん人が増えてきた。
大分県内でモルックの団体を作って活動している人たちや
お姉さまたちのチーム。ドロンジョというチーム名らしい、なんだかわかります(笑)
家族連れのチームも出場していました。
他にも職場、友だち…と、各チーム多様なチーム構成。
ほんわかムードの中、始まりました! 開会式。
対戦表の発表でザワザワ。聞くと初モルックの人も多いらしい。
そして、試合開始。
とりあえずそれっぽくするためにポーズを協力してもらったが、そんな競技ではない。
目の前で運動ができそうな男性チームが女性チームに敗れる。
モルックをスキットルに当てて点数を競うというとてもシンプルなこの競技の醍醐味は、年齢、体力を問わず誰にでも勝つチャンスがあるところ。
自然の中で、自然を感じながら遊ぶと、みんな子どものような表情になる。
機会があればぜひやってみて。
取材を通してすっかりモルックの魅力に引き込まれてしまったので、私もチームを作ります。