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:2025/03/29 :2025/03/28

準備を整えたところで、どこでキャンプをするのかも関心事。

インターネットでキャンプ場を調べていくにあたり、知らない言葉にぶつかり、それだけでちょっと不安になったりもするのではないだろうか。ここでは、初心者にとっての小さなハードルを取り除く手助けができればと思う。

まずは、キャンプをする場所探し。インターネットで検索するとサイトという言葉が多く登場する。以下、重要な言葉なので説明していく。

 
■サイトとは

キャンプ場内のテントやタープを張ってキャンプを行うエリアの総称。サイトにも種類があり、大きくフリーサイト、区画サイト、オートサイトに分けられる。

 
□フリーサイト

広いスペースの中から、好きな場所に自分のサイトを作れるキャンプ場。木陰など、快適な場所に人気が集中してしまい、予約ができないことがほとんどのため、早いもの勝ちになることが多い。設置する範囲に制限がないキャンプ場もあるが、基本的にはテント1、タープ1までのところが多いので、行きたいキャンプ場の情報をチェックしてみて。


□区画サイト

地面をロープなどで区切ったスペースを借りて行うキャンプサイトのこと。サイズは10×10m、8×8mが一般的で、大体のものは賄えるサイズ。前もっての予約が可能なので、ゆっくりチェックインしたい人にもおすすめ。すぐ近くに駐車スペースがある場合が多いが、離れた場所に停めるキャンプ場もあるので、車からどうやって運ぶのかを考えて予約をしたいところ。

 
□オートキャンプサイト(オートサイト)

その名の通り、車で入って行けるサイト。車を横付けできるので荷物の運搬を考えなくていいのが大きなメリット。オートキャンプサイトはフリーサイトであることが多いため、予約が出来ないところが多く、サイト確保は早いもの勝ちになる。

他にも、固定した電源がある電源サイト、テントサイトなどもある。

 

■チェックイン・チェックアウトについて

管理棟で必要事項を記入し、キャンプ場のルール・場内説明を聞く。基本的なルール・マナーはもちろん、ゴミの分別や消灯時間、チェックアウトの時間など、キャンプ場それぞれに個別のルールがあるので、特に初めて利用するキャンプ場は、利用者全員でルール説明を聞くことが好ましい。

ほとんどのキャンプ場がチェックイン13時過ぎ、チェックアウトが10~11時に設定されている。予約できない人気フリーサイトの場合、チェックイン時間後すぐに多くの人がやって来るので、初心者は少し気遅れしてしまうかも。まずは、自分のペースで進められる区画サイトから始めるのがおすすめ。

■キャンプはどこでやってもいいのでは…?

日本の土地は私有地と共有地に分かれていて、どの土地も管理者や所有者が異なる。国や自治体が管理している共有地であれば、野営地として利用できる場合もあるが、個別に自治体の条例などもあるので、知らずに行うとトラブルの原因になることもある。十分な知識を持つまでは、キャンプ場でキャンプを楽しむ方がよいかもしれない。

楽しいキャンプもルールとマナーを守ってこそ。

キャンプに行く前にしっかり下調べをしましょう。