
豊後高田市
豊後高田市にある屋山は別名「高田富士」と呼ばれている。南北から見ると、端正な三角錐に見えるためこの名がついたようだが、東西から見ると本来の山名が表す通り、家の屋根の形に見える。見る場所によって山の姿が異なるので、八面山という別名もある。山の中腹には「花の寺」として有名な長安寺があり、また、戦国時代には豊後大友氏の重臣であった吉弘氏の居城が築かれていた。
登山口は豊後高田市加礼川にある長安寺の境内の中。屋山城跡の標識に従って歩いていくと、やがて林道終点の広場に着く。ここから先は山道で、急坂を詰めて平坦な場所に着くと、そこが屋山の山頂である。山頂にはわずかに堀切などの城址が残っており、往時の栄華を偲ぶことができる。なお、山頂から10分ほど北東に進むとショウケが鼻という展望ポイントがある。
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