
宇佐市
宇佐神宮の南、旧宇佐市と旧山香町との間に聳える御許山は、山頂付近(9合目)に宇佐神宮の奥宮である大元神社が鎮座する神体山である。神代に比売大神が、欽明天皇の時代に八幡大神が降臨になった神域とされ、禁足地となっている山頂にはご神体である3つの巨石があるという。
大元神社へのルートは、JR西屋敷駅付近からの林道と正覚寺集落からの登山道、芋恵良集落から雲ヶ岳を経由する縦走路、そして、近年「おもと古道」と呼ばれている宇佐神宮から宮迫を経由して登る正参道の4つがある。特に「おもと古道」を歩くと、霊山寺をはじめとする大元六坊と呼ばれる6つの坊寺の跡など、六郷満山の元山として隆盛を極めていた往時を偲ぶことができる。
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