
中津市
木ノ子岳は中津市の北に位置するトロイデ式の火山である。国土地理院の地形図では大岳と記載されているが、キノコの傘に似た秀麗な姿から、地元では木ノ子岳の呼び名で親しまれている。
かつては県内の倒幕運動の拠点の一つで、明治維新の中心人物だった高橋清臣の山荘を幕府が襲撃した「木ノ子岳事件」の舞台としても知られている。よく使われる登山道は山麓南東の耶馬渓町落合地区にある砕石場跡地から登るルート。登山口からしばらく林道を登ると、やがて左手に土石流発生監視装置(雨量計)が現れる。林道はそこから下り始めるが、ルートはそこで左に分かれ、やがて激しい急登が始まる。
山頂からの展望はあまりよくなく、鹿嵐山方面と万年山方面がわずかに見える程度。復路は往路を戻るが、特に山頂直下の下りは足を滑らせないように注意して下ろう。
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