鷹ノ巣山たかのすやま

公開：2024/01/16 更新：2024/01/16

福岡県との県境、英彦山の東側に位置する鷹ノ巣山は、南から一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳と並んでいる。山体は100万年前の火山活動で噴出した筑紫溶岩からなるビュートで国指定の天然記念物となっている。登山道は急崖が続き、ロープや鎖場がいくつもあるため気が抜けない。登山口は中津市山国町の薬師林道入り口付近。出発して、10分ほどで薬師峠に着く。峠から杉林を進むと、すぐに急崖の登りとなる。登り着いたところが三角点のある一ノ岳だ。一の岳ピークから東に下り、シャクナゲの群落がある鞍部を経て、二ノ岳山頂へ。さらに二ノ岳から三ノ岳に進む。三ノ岳手前にはコース最大の難所の絶壁や岩場が待ち構えている。難所を越えると、鷹ノ巣山の山頂標識が立てられている三ノ岳に到着だ。標高が一番高い三ノ岳山頂からは、西方面に一ノ岳、二ノ岳、そして英彦山が一望できる。