大将陣山たいしょうじんやま

公開：2023/12/13 更新：2023/12/13

日田市と中津市の境に位置する大将陣山は、南側の一尺八寸山（みおうやま）とともに旧耶馬渓溶岩の巨大なメサの台地をなす。別名「乳首山」と呼ばれ、日田市の母なる山として地域住民に親しまれている。

登山口は旧伏木小学校跡地の北にあるNTT伏木無線中継所のそば。コースは登山口から尾根を目指して登るが、道はかなり荒れており、ルートを見失わないよう注意が必要だ。暗い風倒木の林を進むと、「大将陣山」と書かれた標識が現れる。そこからさらにヤブ漕ぎしながら登ると、やがて山頂だ。山頂はなだらかな草地で眺望も良く、北には英彦山、南西には日田盆地を隔てて、津江の山々、南には一尺八寸山、万年山、さらにはくじゅう連山を望むことができる