釣鐘山つりがねやま

公開：2023/12/13 更新：2023/12/13

釣鐘山は中津市山国町にある山である。

耶馬渓の山の中で比較的よく登られている中摩殿畑山と比べると人気の少ない山だが、2020年11月発刊の『新大分百山』（日本山岳会東九州支部編）に新しく百山として追加され、最近では北西にある中摩殿畑山や彦見岳とセットで縦走登山を楽しむ人も増えてきた。

登山口は山国町市平地区にある「林道市平・両畑線」の基点から2キロほど進んだ道の途中にある。登山口から標識に従って山道に入り、山頂から東に派生する稜線をまっすぐ登る。しばらく歩き、杉林を抜けると、露岩の多い稜線に出る。小さなピークを越え、背後に樋桶山を見ながら進むと10分ほどで山頂だ。眺めの良くない山頂には山頂標識の他、半壊した二等三角点と中摩殿畑山に続く縦走路の道標がある。