
玖珠町
玖珠盆地周辺の山は二重メサで知られる万年山と同じく、その多くがテーブル状の頂上部をしたメサ地形をなす。大岩扇山も同様で、その独特な景観から昭和10年(1935)に国の天然記念物として指定されている。南西には標高720mの小岩扇山という山があり、2つの山の間にある八町越を通る峠道は江戸時代に森藩主の参勤交代に使われていた。
登山口は玖珠町影の木集落付近。登山口のそばには中央アルクスのコース標識がある。標識に従って、今も石畳が残る八丁坂を進むと、やがて八町越の峠に至る。峠は四叉路になっており、大岩扇山の山頂へは真北に伸びる道を進む。山頂には「豊前坊」の石碑と三等三角点があるが、クヌギの梢に遮られて展望はほとんど得られない。
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